MBCT（マインドフルネス認知療法）とは

• MBCT（Mindfulness Based Cognitive Therapy：マインドフルネス認知療法）は８週間にわたる、マインドフルネスの集中トレーニングです。マインドフルネスと認知行動療法の要素を掛け合わせた形で構成されています。
• 精神的にひどく落ち込んだ状態ではなく、うつから回復して、現時点では安定した状態にある人に向けて開発されたものです。
• 研究において、うつを複数回発症したことがあり、現在うつ病を患っていない人たちへのうつの再発への効果（アクティブ対象群や抗うつ薬と比較しても有効率が高い）が認められています。
• 最近では、不安に悩んでいる人や、癌を罹患されている人にも適応が進み、効果が示されています。

MBCT オンライン8週間プログラムについて

• MBCTは、8週間、全9回のクラスと日常のプラクティスによって構成されるプログラムです。
• 本プログラムの中では、強い落ち込みに引き込まれていくプロセスに「気づき」「踏みとどまり」「対応する」方法を、マインドフルネス瞑想と認知行動療法の手法を用いて、実践的に学んでいきます。
• 「３ステップ呼吸法」を用いて、自動的に湧き起こるぐるぐる思考（反芻思考）と適度な距離をとり、不快さと留まる力を育て、新しい心のモードを身につけます。
• 8週間の中で体験を積み重ね、頭だけではなく、身体と心を通して学び、習慣化していくことを重視します。

※本プログラムへのご参加は、MBCTの講師を目指す課程での参加要件の一つとなります（MBCTプログラム受講終了後すぐに本プログラムを教えることはできません）。

【それぞれの週のテーマ】

こんな人に向いています

• 気分の落ち込みへの上手な対応を学びたい
• 強い思考、反芻思考への対応を学びたい
• 落ち込みの始まりに気づき、注意を切り替え対処する具体的な手法（3ステップ呼吸空間法）を身に付けたい